ポスター印刷の種類(オフセット印刷とオンデマンド印刷)
ポスターに限らず、一般的に印刷の方式は「オフセット印刷」と「オンデマンド印刷」の2種類に分かれます。
簡単に言うと、仕上がりの良さを求めるならオフセット印刷、安さ・早さを求めるならオンデマンド印刷というところです。
また、大量に印刷する場合はオフセット印刷が割安になりますが、少量の印刷の場合はオンデマンド印刷が割安になります。
ポスターは少量印刷の場合が多いので、オンデマンド印刷のみの業者も多いです。
ここではそれぞれの特徴をご説明します。
オフセット印刷
版を作って紙に転写する、アナログ式の印刷方式。
【品質】
細部までくっきりと鮮やかに印刷されるので、高品質と言えます。
【値段】
版代がかかるので、オンデマンドと比べて高くなる。
ただし、大量に印刷する場合は1枚あたりの単価が下がり、割安になる。
【スピード】
インクを乾燥させる時間が必要なので、即日仕上げが難しい。
【用紙】
オンデマンドに比べ、多様な用紙に印刷が可能。
オンデマンド印刷
版を作らず、データから特殊なプリンターで直接印刷する、デジタル式の印刷方式。
【品質】
若干ぼやけたり、ベタ部分がテカったりする。
【値段】
少量印刷の場合は割安になる。(100部程度まで)
【スピード】
即日仕上げが可能。
【用紙】
印刷できる用紙が限られる。
