ポスターをデザインするコツ
今までデザインなんてした事がないのに、上司からの指示でポスターを作らないといけないという事や、
お店の商品の紹介やイベントの告知をしたいけど、プロに頼む程でもない、という方は多いのではないでしょうか。
いきなり良いものを作るのは難しいと思いますが、ちょっとしたポイントを抑えるだけで見栄えはぐっと良くなります。
そんな方に、少しでも良いポスターを作るためのちょっとしたコツをご紹介します。
伝えたい事をはっきりさせる
趣味で部屋に飾ったりする以外、ポスターを作るという事は何らかの目的があると思います。
まずは伝えたい事を書き出し、重要な順に並べましょう。
あくまでもポスターは「目を引く」という要素が大切なので、伝えたい事が多すぎると情報が分散してどこを見れば良いかわからなくなります。 2~3項目程度にまとめましょう。
見本を探す
どんなデザインのポスターを作りたいのか、方向性を決めましょう。
サンプルはウェブ上でいくらでも見つける事ができます。
まずはいろんなポスターのデザインを見て、目的に合ったイメージを固めます。
文字を配置する
実際にデータを作り始めましょう。
まずは書き出した「伝えたい事」を文字にして配置します。
基本的に一番言いたい事を大きく目立つ場所に。
情報に強弱を付ける事がポイントです。
色の使い方
カラフルな方が目立つ!と思うかもしれませんが、あまり色を多く使うとまとまりがなくなります。
特に最初は配色の難易度が高いので、1~3色ぐらいに絞りましょう。
フォントの使い方
伝えたい事やイメージによってフォントを使い分ける必要があります。
力強い印象ならゴシック体、すっきりと洗練された印象なら明朝体が良いでしょう。
慣れないうちはどちらかに絞って全体を構成しましょう。
あまり奇抜なフォントより、誰もが見慣れているベーシックなフォントを選んだ方が無難です。
バランス良く配置
上下左右、余白をとる時は同じバランスが基本です。
右に5cmの余白を作ったら、左にも5cmの余白が美しく見せるコツです。
あまり余白が多いと寂しい印象になるので、背景の色や画像で埋めましょう。